標的を狙い撃ち
本来、軍事演習の一種であったウィンタースポーツのバイアスロンは、クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせた、極めて難易度の高い競技です。競技の参加者には長距離を早いペースでスキーする持久力とスタミナとともに、50メートルの射程からの精密射撃を行う沈着さと技術が求められます。
バイアスロンはまた、各種の厳しいコンディションを備えた広い範囲が競技に必要となるため、イベント主催者にとっては頭の痛いスポーツとも言えます。また装備は全て、完璧に機能する状態に揃えておかねばなりません。
バイアスロン・ターゲット・システム・クルヴィネン社は過去30年以上に渡り、バイアスロンの標的と射距離のシステムで世界を牽引するパイオニアとして、30カ国を超える国々に製品を輸出してきました。1回の競技で、クルヴィネン社製の標的は連続的に何千回という射撃の対象となります。そのプレッシャーにも関わらず、欠陥を持つ標的が1つでもあった場合、競技全体を台無しにしてしまうため、標的の強度は堅持されなければなりません。
昨年一年間に渡り、バイアスロン・ターゲット・システム・クルヴィネン社は、標的の重要な接続部の安全性を保証するため、ノルトロックXシリーズ・ワッシャーを使用してきました。その以前はネジロック剤(スレッドロッカー)を使用していました。しかしながら、ネジロック剤では、特に寒冷気候のもとで、標的の調節に要する十分な柔軟性が提供できませんでした。
一方、Xシリーズ・ワッシャーは、凍結状態にあっても取り外しや再装着を素早く簡単に行うことが可能です。このため、バイアスロン・ターゲット・システム・クルヴィネン社は現在、標的の全製品にXシリーズ・ワッシャーを使用しています。
対象製品: バイアスロン・ターゲット
ターゲット素材: ハードウェアプレート
射程: 50 メートル
カスタマー: バイアスロン・ターゲット・システム・クルヴィネン