グローブの頂上で

未来型のエリクソン・グローブは、何キロも先から見える特徴あるゴルフボール型の建築でストックホルムのシルエットを圧倒しています。そのグローブ・アリーナに頂上からストックホルムのパノラマが眺められる、新しいスカイビュー・エレベーターが登場しました。

2台の丸いガラスのゴンドラで構成されるストックホルム・スカイビューは、アリーナの球体型の建物の頂上まで惑星の軌道に乗った月のように乗降します。遮るもののない素晴らしい見晴らしでエリクソン・グローブがストックホルムの見所の一つとなることは間違いありません。

世界最大の球体型建築物の上にケーブルカーを建設するには、ロジスティックが問題です。本来、スキー用リフトを製造するスウェーデンの企業、Liftbyggarna社は、登山家やヘリコプターまで駆け出し、創意に富む工夫を余儀なくされました。建造に要した強化スチールの重さは、40トン以上、スカイビューのレール自体の重さが70トン、ゴンドラは1台7トンの重さがあります。

これら全部を所定の位置に締結しているのが、1万個以上のボルトとノルトロックのワッシャーです。過去の経験から、Liftbyggarna社は、ノルトロックの安全性と堅実性に非常に大きな信頼を寄せています。本プロジェクトにとって最も重要な事は最高の安全性を考慮することです。

カスタマー: LIFTBYGGARNA社
製品: ストックホルム・スカイビュー
グローブの直径: 110メートル
グローブの高さ: 標高130メートル
グローブの容量: 605,000立方メートル
レールの長さ: 100メートル
レールの重量: 70トン
ゴンドラの重量: 7トン

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