エクスパンダーシステムはラグ穴摩耗を防止する最適なソリューションであり、中古機器でもご使用頂くことが可能です。多少の摩耗であれば、問題なく機能を発揮することが出来ます。
採用後は、従来の穴修繕にかかるダウンタイムやコストの大幅な削減が見込めます。エクスパンダーシステムは長期的な摩耗防止アイテムとして、ダウンタイムを最小限に抑える技術です。

摩耗を起こす前提で使用されるブッシュ交換等も不要となり、採用後、一切のブッシュ交換作業を削減することが出来た事例もございます。

エクスパンダーを取り付けると、多くのお客様はその安定感に驚かれます。ブラケットのピン穴が原因で騒音が生じている場合はその騒音も解消でき、交換時にアーム側のブッシュも同時に交換できれば騒音の問題はより完全に解消されます。国内では油圧ショベルやブルドーザーを中心に、解体業・リサイクル業・製鉄所や工場構内重機や各種のアタッチメントで既に豊富な実績があり、土木関係での削岩機等にも使用されています。代表的な国内事例は下記の事例集をご参照ください。

＞＞エクスパンダー・システム国内事例集

メーカー様の保証を懸念されるお客様へ

お使いの機器や車両に社外品を適用される際、メーカー様の保証が懸念されるケースがあります。そのような場合も弊社セールスエンジニアにご相談ください。過去にも数多くそのようなケースを経験していますが、この問題は解決可能です。

全てのエクスパンダー・システム製品には生涯保証であるライフタイム・ワランティが付与されます。初回の取り外しまで製品の機能を保証します。

これは、新造・新車段階からエクスパンダーをスペックインいただくことで、従来のピンでは実現できない耐摩耗性を備えた仕様とすることができ、ユーザー様の維持費を低減できる点にメリットを見出していただいたからです。もちろん全てのピンをエクスパンダー・システムに入れ替える必要はありません。しかし摩耗が頻発する可動部やリンク部にエクスパンダーを導入いただくことで、ユーザー様が将来に亘って支払うコストを低減でき、心理的負担も解消できます。また、可動部やリンク部の摩耗そのものが防止できるという維持費低減仕様は、貴社の営業部門にとっても市場での競争力を向上させるセールスポイントとなり得ます。

また、メーカー様ではエクスパンダー・システムをスペックインするだけでなく、オプション品としてユーザー様に販売いただくことができます。例えばスウェーデンのボルボ建機社では、10年以上の昔から新車にスペックインも行いながら摩耗止めの推奨品として独自の品番を付与してアフターマーケットにエクスパンダーを販売されています。

ノルトロックグループには各種試験やエクスパンダー製品の仕様調整・設計変更から製造、供給体制までを一貫してサポートする体制があり、貴社製品の市場投入やお客様個別のニーズに合わせたカスタマイズの更なる強化に寄与します。