- テンショナーをボルトに取り付ける
- ポンプから充填される油の圧力により、雌ねじ部でボルトをつかんだプルラーがピストンで持ち上げられる
- プルラーが持ち上げられることでボルトが引き伸ばされ、ボルトに締結軸力がかかる
- ソケットの差し込み穴にバーを差し入れナットを締め、着座させる
- 油圧を抜いて解除した際に引き伸ばされたボルトは元の長さに戻ろうとするが、ナットが着座しているため 戻れず、その反力がそのまま軸力としてナットを通して締結体を固定する
主なメリット
- ボルト締結に軸力を利用するため、大経ボルトの締め付けにかかる大きな摩擦抵抗に悩まされることなく、簡単に締め付け可能
- ボルトにかかる締付荷重は油圧テンショナーにかかる圧力に直接比例するので、非常に正確な軸力管理が可能
- フランジ面など、複数のボルトを同時に、均一に、精緻な軸力で締め付け可能
- 作業性の高さと安全性を両立するため、高い経済性を実現
- 幅広い標準ラインナップであらゆる環境に対応
- かじり、焼き付きを起こさない
- テンショナーは再利用可能